電解コンデンサーの交換

 

 古い DIG DUG 基板。もちろん、新しい基板などない (^_^;)

 いちおうまだ動くようだが、やはり不安なのが電解コンデンサーの寿命。普通に85度品が使われている。標準的には、85度で1000時間の寿命ということ(のはず)。一般論として電解コンデンサーは、温度が10度上昇すると寿命が半分になる。
 25度なら寿命は64倍となり64000時間。15度なら128000時間。ところが、25年は約220000時間だから、理屈の上ではもう寿命が終わっている。

 寿命が終わっても全く機能しなくなるのではない。容量が10%だか20%だか減ると寿命扱いであり、ゼロになってしまうとは限らない。信頼性を確保するだけのために交換してみる。わざわざ基板から端子を抜くのは大変だしダメージ与える可能性もあるので、端子を残したままコンデンサー本体を切り取る。

 すべて豪勢に、同一スペックのOSコンデンサーに換装。

 写真に写っていないものも含め、220μFが5個、100μFが1個、22μFが1個、そして10μFが2個である。全部で9個しかないから、ケチっても仕方ない。

 基板のオリジナル電解コンデンサーは、これだけしかない。

 試しに実容量を測定する。
 220μFの5個は、113〜124μFとほぼ半減していた。すべて寿命が来ている。しかしそれでも半分以上は容量が残っており、よっぽどギリギリの設計しているのではない限り、基板の動作に問題は出ないだろう。
 100μFは79μFと2割しか減っていない。22μFは16.6μFとやや減っているが10μFの2個は9.68μFに9.31μFと完全に寿命内のしっかり者。

 220μFがスペック通りに容量抜けし疲弊しているのに対し、容量の小さなものはまだまだ使えそうだ。
 容量は直流ではなく1KHzで測定したので、電解コンデンサーにはやや厳しい。それを考慮すると100μF以下は完全にスペックをキープしていると言っても良い。

 思った以上に25年モノの電解コンデンサーは元気だ。だけど220μF品だけは揃って死にかけている。何が違うのだろう?

 

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