ファイナルファンタジー8

 

こいつ一番好き(変?)

 FF8最大の特徴であるジャンクションシステム。
 幻獣改めガーディアンフォースは、守護霊と考えるとシステムを理解し易いです。
 手にした武器でブッ叩くしか能のないキャラクター達。人間なんだから当たり前。それがGFという守護霊を得ることで、特殊能力が使えキャラとしての能力もアップするし守護霊を召喚して戦わせることも出来る、という訳です。
 FF8ではFF7で不満が集中した部分についてあれこれ改善されています。

ヒロインのエアリスが死んだ

 同じ様にヒロインが意識不明に陥るが・・・ちゃんと救いが用意されています。最後のバトルまでヒロインは元気です。ヒロイン以外にも死人は殆ど出ません。
 さすがにFF7では非難轟々でしたからね。既存の常識を壊すのは良いけど、中には壊してはいけないお約束ってのもあるんです。

ディスク1はボリュームあるのに、2や3に行くに従って急激にダウン

 しっかりどのディスクもボリュームあります。

幻獣が単なるアイテムになっている

 幻獣の存在感がシリーズ最高となっている。
 ただし、FF4のように幻獣がNPCっぱかったのに比べると、単に強い奴に力を貸すというだけで幻獣のキャラクター性がいまいち。とは言えその部分もFF4と比較すればの話でFF4に次ぎ、総合的には幻獣の存在感は極めて大きい。

召喚グラフィックが長過ぎる

 FF7ほど長くはないけど、やっぱ長いです。
 しかしおうえんの導入という改良がなされています。これは召喚グラフィック中にボタン連打で威力をアップ出来るというものです。
 詳しくはチュートリアルの中のヘルプをチェック!
 ヘルプにはマニュアルに載ってない貴重な情報があれこれ載っているので、必ず隅々まで目を通しておきましょう。

 画面右下の矢印の所に破壊力数値が出ています。
 最高で250までアップ可能。つまり本来の250%の威力ってこと。
 これに召喚魔法+10%+20%+30%+40%を覚えさせると、何と本来の5倍の威力が出せる!
 写真はFF7のナイツオブラウンドに相当する究極召喚獣の攻撃が超強敵ティラノザウルス(仮名)にヒットしたところ。
おうえん250%
59312ダメージ  FF8でも単一ダメージは9999を超えられない。
 だから、メテオのように複数回ヒットする攻撃が最強である。
 しかし実はごく一部の攻撃方法は5桁ダメージが出せる。
 究極召喚獣もリミッターが外れている例外の1つ。
 おうえんしてやると、敵全体に5万とか6万のダメージを与えられる。
 恐るべき強敵のティラノザウルス(仮名)も写真の通り。

超強い敵が欲しい

 複雑なシステムを駆使してキャラを強くしてもそれに見合った強敵がいないんじゃ強くし甲斐がないという訳で・・・FF8には強い敵がわんさか。
 しかしこれがやり過ぎたって言うか強過ぎるって言うか。無条件に9999で即死させて来るとか理不尽さを感じさせてしまう奴等がいるんだよなあ。

 改善されていない部分もあります。移動出来る場所が分かり難いとか、自分の位置が分かり難いという問題は手が付けられないまま。FF7では一部制約あるけど自分の位置を示す矢印を表示できただけに、退化してとも言える。

 

FF5の再来

 SFC時代に一世を風靡したFF4とFF5。
 奇数FFに偶数FFって言葉も生まれました。シナリオ重視の偶数FFとシステム重視の奇数FFの、どっちが好みかという論もありました。
 プレステになって1つズレたようで、FF7はFF4の、FF8はFF5の後継って感じです。シナリオのFF7にシステムのFF8。

 両者のシナリオの違いはメモリーカードの枚数でも分かります。
 FF7では200箇所や300箇所はセーブデータが欲しくなったけど、FF8は5枚分で間に合ってしまった。それだけストーリーの魅力が薄いのです。
 BGMもFF7の方が良かったと思う。地獄の門番ガルム

 FF8は本当にFF5の匂いがぷんぷんします。戦闘が回避できないボスキャラからは経験値が入らないところなんかも・・・
 全然のめり込めない出来損ないのストーリーに最高のシステムの合体。
 FF8発売直前には、ムービーだけをつなぎ合わせて見ても面白くないという話しが出てましたが、それは単にシナリオが全然駄目だからだっつ〜の (^_^;)
 世界観にしても自動車やバスや電車や余りに現実に近いアイテムの登場が興醒めです。別にクルマがあったって良い。しかしもうちょっとデザイン考えて欲しいよ。
 例えば宮崎アニメのメカデザイン。現実の世界にあるのと同じ機械が登場するのに独特のデザインによって独特の世界観を作り出している。FF8にはそれがない。

 でもFF8は世界観だのシナリオだのはどうでも良いのです。
 RPGの革命とも言える独特のシステムに尽きると言って良いでしょう。やりこみプレイのためにあるようなもので、FFというよりロマサガの雰囲気。シナリオを滑らかに追って行くと、戦闘がどんどんキツくなってしまう。これが従来のFFシリーズとはまるで違う。

 FF7のシナリオ(エアリス死なないよう手直ししたもの)とFF8のシステムが合体すれば、まさに最強無敵のRPGが完成するでしょう。
 FF8には余りのシナリオの出来の悪さから80点までしか与える気がしませんが、プレステ2での発売はまず確実なFF9には期待したいです。
 スクウェアにはそれだけの力があるからです。FF7のシナリオを作ったのも、FF8のシステムを作ったのも、いずれもスクウェアだからです。

 

原作小説のススメ

 スクウェアに言いたいのは、BGMやグラフィック同様にシナリオについても強力なシナリオライターを用意しろということです。
 ゲームではなく普通の音楽と比較しても遜色のない出来のBGM、CGとしても超一流の出来のゲームグラフィック。それに比べてシロウトでももうちょっとマシなものが作れるぞと言いたくなる悲惨極まるシナリオ。

闇の機関車

 伏線の甘さとか妙な矛盾とか、熟練の小説家ならまずやらない齟齬がありまくり。
 スクウェアでは大人数でアイデア出し合ってまとめる方式を取っているらしいけどシナリオに関しては余り良い方法とは言えないだろう。
 まず、名前の通ったファンタジーもしくはファンタジーSF作家に頼んで原作小説を書いて貰う。そしてその原作小説をゲームに実装する段階でブレーンストーミングをやるというのが良い手法ではないだろうか?

 スクウェアは映画的なゲームを目差しているが、名作と言われるような映画を作るには名監督が必要であり名脚本は必要である。
 そういう部分にもうちょっと¥を配分すれば、スクウェアRPGのレベルが更に上がるのになあ。

 

実は豪華版ロマサガか?

 FF5に比べてもFF8の戦闘はかなりキツい。
 キツいだけじゃなく、レベルを高くすると敵も強くなってしまい、強くし甲斐が余りない。レベル低い方が有利なことも多い。
 もともとFFシリーズはキャラを最強にするとラスボスも含めて敵を蹴散らせるものだった。それがFF8だけは違う。こいつはFFと言うよりロマサガだ (;_;)

 

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