ロマンシング・サガ2 |
ロマサガシリーズは普通のRPGと毛色が異なるので、楽しむためには性格を知っておく必要があります。このシリーズは、どういうゲームを期待してプレーを始めるかによって、最高のゲームにもなれば最低のクソゲーにもなるからです。
まず、ロマサガシリーズのウリは「フリーシナリオ」ですが、このことはキッパリと忘れましょう。
最近のRPGについて良く言われる批判は、ひたすら戦闘の繰り返しであって、RPGというよりは戦闘ゲームじゃないか? というものです。
ロマサガシリーズは開き直って「戦闘ゲームで何が悪い!」と徹底して戦闘を追求したRPGとなっているのです。
ロマサガのウリは戦闘であって、シナリオではありません。感動的なシナリオとか思い入れのできるキャラを期待してプレイすると最低最悪のクソゲーになります。
このゲームは、立ちふさがる強敵を力と技の限りを尽くして打ち倒すのが目的のゲームです。シミュレーションではなくれっきとしたRPGですが、手強いシミュレーション同様に、先を読み切って戦略を立てて進めないと敵に勝てません。
漫然と眼前に立ちふさがる敵を倒しているだけでは絶対にエンディングは拝めない。普通のRPGの戦闘のつもりでプレイしてると、敵の強さに参って放り出す羽目になります。戦争シミュレーションゲームで後先考えずコマ動かしていたら一体どうなります? それで戦いに負けてもゲームバランスが悪いとは言いませんよね?
通常のRPGの戦闘と異なり、ゲーム全体を通じた戦略を立ててパーティーを強化しないと戦闘に勝てなくなる。それだけに強力なパーティーを育て上げた時の感動は、そこらのRPGとは別次元です。
敵に勝つためにベストを尽くして立ち向かう戦略級戦闘RPG。ここに面白さを見出せば最高のゲームとなります。キャラは単なるコマと割り切って下さい。
ロマサガにおけるシナリオは、シナリオに感動するためではなく、どこまで自分のパーティーが強くなったかを確認するために存在しています。当然ボスは激強です。
シナリオがウリではないので、ベストプレイを目指して何度でも最初から通して遊びたくなります。ここで「フリー」シナリオが効いて来ます。シナリオ完全制覇も1つの楽しみ。
ロマサガ2は普通のRPGと異なり、攻略するゲームなんですよね。キャラに思い入れをしてプレイしてると、歴史に負けます。
時は戦国、世は麻のごとく乱れ・・・てなのがロマサガ2であり、平和な時代の生き方は通用しないのです。生き残るためなら手段を選ばないという皇帝だけが、勝利者となれるでしょう。
パーティーを最強にすることに心血を注ぐことが前提でゲームバランスが取られています。
ラストボスはクイックタイムもラピッドストリームも使わずに倒せます。最強を自称できるほど強くしたパーティーだと、ラストボスと正面からぶつかって五分五分です。つまり、あの極悪ボスは極限まで強化したパーティーで闘うことを前提に強さが設定されてあって、救済策としてクイックタイムが用意されているのですね。
ロマサガ2もう1つの魅力は鬼畜プレイです。戦国の世に平和な時代の常識や倫理は通用しない!
甘いこと言ってたのでは生き残れない! 勝者になりたければ鬼畜になれ!
鬼畜なプレイをすることで有利になるというゲームデザインがロマサガ2のマニア度を更にアップさせています。
盗賊の上前をハネて、金を溜め込もう。これは序盤にアバロンで盗賊が横行している間だけ使えます。盗賊のねぐらから10万クラウン奪ったら、皇帝専用ベッドで眠ります。夜中に目が覚めるけど、構わず続けてもう一度寝ます。朝になったら10万クラウンが復活しているので何度でも取れる。マクロパッド使用が吉。
金は幾らあっても足りないので、1670万クラウン溜めておけば後が楽。
運河要塞を残しておく限り、ずっと使えます。盗賊を確実に仲間にするため、絶対に途中で運河要塞に立ち寄ってはいけません。
最終皇帝で使える技。最終皇帝のLPが0になっても仲間が生き残っていれば、仲間が犠牲になってLPを最終皇帝に与えてくれる。最終皇帝のLPが危なくなれば、わざと皇帝のLPをゼロにし、仲間のLPを吸い取って幾らでもLPを消費できる。
キャラは何度でも仲間にできるので、いつまでもこの技は使えます。
陣形を知っている他国者を次々皇帝にして処刑すれば、すぐに陣形が増えます。しかし仲間にして、現皇帝殺して、継承して、とやるのは面倒です。そこで陣形強奪は強制継承直後が吉。皇帝1人だけなので、皇帝処刑はLPを1減らすだけで良く、次々皇帝を取り替えられます。
しかし単なる仲間ではなく皇帝だけは1キャラ1回しかなれない。だから皇帝処刑直前でセーブし、目的の継承相手が表示されないときはリセットがいいでしょう。
陣形強奪と同様に、特定武器や術のレベルが高いキャラのレベルを皇帝に継承できます。強制継承直後に皇帝処刑を繰り返せば、おいしいところ取り皇帝の完成。
皇帝を楽に処刑するノウハウ各種。蛇足ながら気絶しても回復させれば何度でも気絶させてLPを削れます。御忘れなく。仲間殺しも同じ。
皇帝以外のキャラを楽に処刑するノウハウ各種。
<ルドン高原送り>
処刑すること。ルドン高原が良く使用されることから付いた。
<帝国有名戦士の墓>
ルドン高原のこと。
ロマサガ2をプレイした人なら分かるけど、時代が変わると城下町が発展します。そして・・・最後には墓地を潰して市街地にしてしまう!
まさにロマサガ2というゲームを象徴していると言えるでしょう。
一歩進んで更に積極的な鬼畜に走ってみましょう。要するに、如何に鬼畜なシナリオの進め方をするかということです。ロマサガ1で言えば御使いボス連中を殺し、ガラハドを殺し、デスを殺し、という奴ですね(^_^;)
ロマサガ1同様、鬼畜プレイは犠牲を伴うことも多いです。