BB弾発射ユニット

 

 本物の戦車では主砲にあたる最も重要なパーツである。

 

42ミリ  バージョン2のBB弾発射ユニットは今回もマルシンUZIキットを使用。
 発泡スチロールに至近距離から撃ち込んで威力を確認。ほじくって定規を当てる。ノーマル状態では42ミリまで食い込んだ。

 

発射ユニット先端  先端のモーター固定金具を切断し、3ミリネジでフレームに固定。もちろんエポキシでも固めてある。
 バレルはカスタムのTNバレルに交換した。

 

 セミオート機構なのに、トリガーを引くとやたらにフルオートになる確率が高い。フルオートが多発すると弾倉なんてすぐ無くなってしまう。それ以前に安全性と主砲というウエポンの性格上わざわざ苦労してセミオートを実現しようとしているのに、勝手にフルオートになったのではたまらない。
 組み立て当初の試射ではフルオートになることは滅多に無かったのに、なぜか?
 どうやらピストンユニットに対してメカボックスが固定されておらず、前後にグラつくのが原因らしい。このため、ピストンが後退した時にモーターの電源を切るはずのパーツが役目を果たさなくなっていると思われる。
 メカボックスの後方に突き出ていたプラスチックを切り取ってしまったために、何度も試射を重ねているうちにメカボックスがズレるようになってしまったのだ。 そこで、ネジを立てて固定した上にエポキシで固める羽目になった。

射撃ユニット後方  後方のバッテリー格納空間は不要なので、すっぱりと切り落とす。ここで切ってはいけないものまで切ってしまった訳です。
 シリンダー&ピストンヘッドもカスタム品に交換してある。
 しかし、スプリングは交換していない。
 これで、発泡スチロールに53ミリまで食い込むようにパワーが上がった。
 目安として、1ジュール6センチです。

 更にパワーアップ出来ないかと東急ハンズでスラストベアリングを買って来た。これは東京マルイ電動ガン用のカスタムパーツとして売られているようなものである。スプリングの尻に取り付ければ、スプリング圧縮時のねじれをスムーズに逃がし、更にはスペーサーも兼用してスプリングをより大きく圧縮してくれる。つまり、マルシンUZIのようなノーマルスプリング状態でもパワーアップが期待出来るのである。 だが、これは大失敗で、逆に著しくパワーダウンしてしまった。マルシンUZIにスペーサーは絶対禁物なので注意しましょう。理由はスペーサーをかませるとチャンバーのOリングが破損してしまうからである。
 これでエアー漏れが発生し、パワーダウンしてしまう。 電動ガンに限らないが、チャンバー周辺の密閉性はBB弾のパワーに決定的な意味を持つ。どんなにパワーアップ改造をしても、チャンバー周辺からエアーが漏れれば水の泡である。パワーが3分の2以下になるのは当たり前。
 破損したOリングの周辺はキングタイガー付属のグリスで埋め、更にアロンアルファーを流し込んで固めた。
 また、BB弾をチャンバーに押し込むエアノズルとチャンバーの間からもエア漏れが発生し易いので、グリスを塗り付けておく。これでほぼパワーは戻ったが、約0.8ジュールへと若干パワーダウンした。改造はエアガンのどこかに負担を強いるものなので、実行には十分な注意が必要です。

 

射撃ユニット

 射撃ユニットは非常にコンパクトで、とても1ジュール近いパワーが出るとは思えない。
 見ての通りモーター位置が悪い。これさえメカボックスに隣接してりゃもう言うこと無しの最強ユニットなんだけどなあ。
 トリガーには2ミリ穴を開けた上で切り取ってある。スプリングを切り取ってトリガープルは軽くしてある。白い丸はプーリーで、糸を使ってトリガーを引く。
 東京マルイの電動ガンはメカボックスやスプリングまで大量のカスタムパーツが出回っており、一気にパワーアップ出来る。さながらターボチューンである。
 これに対しマルシンは電動ガンとしてはマイナーメーカーであり、バレルやシリンダーなど地道な改造しか出来ない。マフラー交換やシリンダー研磨、ピストンバランス取りなどで地道に改造するNAチューンってところだ。
 とは言え、このサイズとノーマルスプリングのままで5〜6センチの発泡スチロールを撃ち抜く威力は大したもの。
 さすがに SS-9 カスタム並のパワーを望むのは贅沢ってものだ。
 最後まで勝手にフルオートになる現象が収まらず困ったが、メインスプリングを130%の強力なものに交換することにより解消した。回転が遅くなったためだろう。
 確実にセミオートで発砲されるようになった★

 

弾倉
弾倉セット

 

 弾倉はオリジナル用マガジンをバラして短く切り詰めた。30発入る。強制給弾で戦車の姿勢によらず確実にBB弾を送り込む。
 とは言え初期はテスト中に送弾不良が多発した。バイパススプリングなど長い距離にBB弾が詰まっているのでBB弾を送る力が余計に必要なのかと思っていたが、どうもそうではないらしい。
 原因は短く切断したマガジンのアルミパイプの仕上げがいいかげんで、フタとの間に隙間が出来ていたことだった。この隙間にBB弾が引っかかるのである。ヤスリで奇麗に仕上げて快調となる。
 輪ゴムが付けてあり、セットした時に外れないようになっている。

 

トリガー

 トリカーが確実に戻らないことがあったため、スプリングでトリガープルを調整した。
 糸が伸びるとトリガー牽引がうまくないので、鎖のネックレスを切り取って糸の代わりに使用した。2つに切断された白いプーリーの間にハンダゴテですり鉢状の穴を開けた。この穴にプッシュロッドが押し込まれると鎖が押され、トリガーが引かれる。
 これにはかなり力が必要である。オリジナルのままだとプッシュロッドの力が不足してトリガーが引けない。
 砲塔に組み込んでアウターバレルが付くとBB弾のパワーが著しくダウンした。発砲ユニットは約0.9ジュールの威力があるのに、アウターバレル付きでは0.55ジュール前後しか出ない。BB弾がアウターバレルに激突するトラブルが多発してるんじゃなかろうか?
 インナーバレルは長さ20センチで、アウターバレルは内径8ミリ外径10ミリ。内径6ミリのバレルを継ぎ足すと継ぎ目でトラブルになる。
 結局、内径7ミリ外径8ミリの真鍮パイプを継ぐことで、かなり状況は良くなった。長さは14センチとした。半分以上のBB弾は初速80メートル/秒を超えるようになった。

 

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