足回りの改造

 

 BB弾を発射させようとしてエアガンを搭載すると、どうしても重くなる。そこで、足回りの強化が必要になる。幸い、虎一のギアボックスは王虎のよりもギア比が大きいようなので、トルクが不足する可能性は低い。
 しかし、オリジナル素組みの状態より重くなるのは確かなので、何もしない訳にはいかない。

 

強化サスペンション

 王虎でやったように、幅5ミリで厚さ0.3ミリの焼き入れリボンを用意。これをオリジナルのトーションバーと同じ長さに切って重ね合わせて使用したい。
 ところが、王虎から年月がたってタミヤの工作技術がアップしてしまった。王虎のトーションバーステーはかなりのアソビがあったために2枚重ねのトーションバーがピタリと収まった。
 ところが、虎一のトーションバーはオリジナルのバーがピタリと収まるだけの隙間しかない。
 そこで、ピアノ線を曲げて準備を整える。焼きいれリボンもオリジナルのバーより少し短くしてある。 
焼きいれリボン
2枚重ねのバー  ちょっと分かり難いがオリジナルのバーと焼きいれリボンを重ね、ピアノ線で両端を結んだ。
 しかし強靭なピアノ線を紐のように使うことは無理なので、結んだと言っても単に巻いてあるのに近い。
 当然ユルユルなので、2枚のバーが離れないようガムテープで仮止め。
 この処置を行うのは4隅の転輪用の4本のトーションバーだけである。実車でも4隅は強化されているが、だからと言うよりも、あくまでも重量増加対策である。

エポキシで固める  ピアノ線をペンチで挟んでねじり、締め付ける。
 それでも2枚のバーを固着させるのは無理なので、ピアノ線の部分をエポキシで固めてしまう。
 これで、2枚のバーはガッチリと固定される。
 また、剛性がアップし、より大きな荷重に耐えられるようになる。

 

ギアボックス

 重量が増大すればギアボックスの負担も大きくなる。パワーの大きなモーターで強引に駆動することも可能だが、虎一には380モーターが2基使用されている。
 540モーターとは異なり、380モーターは市販されている種類が圧倒的に少ない。だから大パワーのカスタムモーターの入手は困難だし、もし入手したとしても燃費が悪化する。
 電動ラジコンはただでさえ航続距離が短いので、燃費の悪化は抑えたい。となればフルベアリング化だが、これも物理的に難しい。
 取り合えず中間の2つのギアだけでもベアリング化しようとシャフト穴を広げた。 
ギアボックス
ベアリング装着  5つあるギアのうち、ファイナルギアは元々ベアリング化されている。残る4つのギアのうち中間の2つのギアを追加でベアリング化した。
 これによって、ベアリング化されていないギアが隣接しなくなった。
 オリジナルのギアボックスでは起動輪シャフトをつまんで思い切り捻ってもビクともしなかったが、ベアリングを追加したこのギアボックスでは回転させられる。
 高負荷状態では確実に伝達効率がアップしているようだ。
 実際に伝達効率がアップして欲しいのは負荷の大きなシーンなので、これは成功と言えそう。
隙間埋め  これはオマケ。
 金属シャシーと外シャシーの隙間から砂粒などが入り込むのを防ぐため、隙間をホットボンドで埋めた。

 

 

戻る