ギアボックス

 

モーター  35分の1のラジコン戦車では130モーターが使用されることが多い。130モーターはサイズ互換のモーターがミニ4駆用として豊富に出回っているため、540同様にモーター選択の楽しみがあるのも有利である。
 35分の1としては最大級のタイガー1だし改造で重くなるため、パワーのあるミニ4駆用を使うことにした。消費電力や耐久性や性能のバランスを考え、TORQUE-TUNED MOTOR を選択。ノイズキラーコンデンサーをハンダ付けした。
 ギアボックスに取りつける時は接点をビニールテープで絶縁した。
 
適正電圧 2.4〜3.0V
定格消費電流 1200mA
適正負荷 10グラム・cm
定格回転数 13600rpm
重量 17.0グラム

 

ギアボックス  問題はギアボックス。リモコン戦車が絶滅したため、簡単に使えるギアボックスが絶版になり困ってしまう。ラジコンM1が成功すれば事態が変化するかもしれないが、M1はタイガー1以上にでかい車体であり、現行商品の大きなギアボックスが流用されている模様。
 これはタイガー1には入らない。そこで、ニチモのリモコン戦車のギアボックスを流用した。残ったニチモのキットは素組みして塗装の練習に使い、その後BB弾発射戦車の標的として使われることになるだろう。
 タイガー1は垂直装甲だが車体正面下部だけは傾斜装甲になっており、このため起動輪の位置がギアボックスのシャフトを非常に通し難い位置にある。
 タイガー1を稼動改造しようとすると、みんなこの部分で悩むようだ (^_^;)
 ニチモのギアボックスはニチモのタイガー1用だが、ニチモのキットは傾斜装甲の形が少し違っており、タミヤのMMシリーズにはそのままでは入らない。
 ギアボックス先端の鉄板はあちこち切り取ってある。
 ギアボックスをセットするため、起動輪部分を切り取ってシャフトを通す道を確保。センターフェンダーの下になるため、後で塞げば殆ど分からない。
 先にシャフトを通しておいてからギアボックスを組み立てるのは作業が困難で断念。
 また、それでもシャフト位置がキツいので少しでも何とかしようと、正面傾斜装甲の内側を削って薄くした。
ギア取りつけ道 装甲削り
組み込み全景  車体にギアボックスを組み込んだところ。起動輪のシャフトが少し斜めになっていることに注目。更に実は先端に行くほど低くなっている。これが組み込み可能なギリギリの物理的位置であった。
 ギアボックス全体はホットボンドで固定した。ホットボンドはすぐ固まるし適度な弾力があり、熱を加えると剥がせる利点もある。
 また、この場合は関係ないが、ホットボンドは水分を完璧にシャットアウトする。水蒸気さえも通したくない場合はバスコークよりホットボンドの方が良い。
 写真では分からないが、起動輪シャフトの先端はイモネジでストッパーがセット出来るよう、ヤスリで円柱の一部を平らに削ってある。
 モーター前部には導熱性シリコングリスを塗り、鉄製のギアボックスを放熱板として使うようにしてある。

 

起動輪外側  内径3ミリのアルミストッパーの一部をヤスリで削り、起動輪にハマるようにする。起動輪の位置合わせ用でっぱりをアルミストッパーの回転止めとして利用する。
起動輪内側  起動輪の内側のパーツは大きく穴を開けてしまう。ここからアルミストッパーが顔を出す。
シャフト止め  作業は起動輪のシャフトに先にアルミストッパーをイモネジで固定することから始まる。
 前述の通り、起動輪のシャフトも一部ヤスリで削ってイモネジでの固定が出来るようにしてある。

 

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