Fifth Element

 

Fifth Element  ROCESの98年ストリートモデルは、またまた強烈にパワーアップ!
 インパラがラインナップから消滅したのは、コイツのせいでしょう。一時期ストリートモデルとバートモデルに分かれたのが、また統合されつつあります。
 インパラが無くなると知った時は悲しかったけど、97秋のアクティブコレクションで5thを見て、これがあればインパラ要らないと思っちゃいました。それほど凄いモデルです。
 K2もキング55というストリート&バート共用モデルを発売しています。
 これらは、ストリートとバートの境界が曖昧になっている現在のアグレッシブSK8界を反映していると言えるでしょう。
 ストリートにおいてはハンドレール中心からランプの比重が高まっており、グラインドだけでなくRをしっかりと攻略しないと通用しなくなっています。
 一方のバートでもエアーだけでなくコーピングを使ったグラインドが出来ないと通用しない。
 つまり、ストリート中心で行くかバート中心で行くかの違いはあるにせよ、どちらか一方しかやらないのでは、どうにもならなくなりつつあるのです。
Shift Position  5thには白と赤があり、トッププロが愛用している赤の方が人気です。
 しかし私は白の方が好きだなあ。
 アンチロッカーも既に過去のセッティングと化してます。ストリートでもフルフラットが主流だし、バートではフラットが当たり前。
 フルフラットでもグラインドに支障ないように、ウィール位置は極端なシフトポジション。それで低重心を確保するために、大口径ウィールを潔く諦めました。
 60ミリのウィールさえ入りません。
 その分最初から ABEC5 のベアリングを装着。バートは言うに及ばず、ストリートでもRの比重が高い現在、ベアリングは高速に越したことはありません。
 ストリートに高速ベアリングは不要ってのも、過去の話となっています。
分離可能  シャフト3本でシェルとフレームが分離
 シャフトはウィール用と同じものが使用されています。
 フレームが破壊した場合に容易に交換可能なだけでなく、分離出来ることによってメンテナンス時の扱い易さが大幅にアップしています。
 ただ、この構造のせいか重量アップが痛い。5thは現行SK8の中でも最も重い部類に属します。
 FATTY 借りたりすると、その余りの軽さに唖然としたりするんだよなあ。
 でも、K2でも KING55 は5th並に重い。機能を欲張ると重くなってしまうのかもしれない。
 ソールは完全に真っ平ら。KING55 のようにテフロンプレートが付いていることもなく、フレームとソールが一体となって完璧な水平ラインを作っています。
 言うまでもなくアリウープソールの感覚は最高です。
 マジェやインパラとはウィールの位置が違うし踵も低くなっているので、履き替えると最初はかなり違和感があります。
 でも慣れてしまえばこっちのもの。
 滑りが良すぎてファーバは詰まらないがロイヤルが速くてやり難いとの声も。
 しかし5thでもファーバは詰まるし、ロイヤルは速いけど金属フレームのインパラよりはマシです。
 結局は腕次第のようです。
フレーム
ソール  強烈に広いソールは現行SK8最強との声も。
 FATTY に比べても反則と言われるほど。KING55 も見た目は同じ位ソールが広いけど、履き比べたK2遣いの友人は、5thの方がソールを乗せやすいと主張してます。
 いいかげんな乗りかたでもグラインド出来てしまうので注意が必要。
 ネガティブ側も広いけど、普通はグラインドプレートを付けるので乗せやすい訳じゃない。
 ハードブーツの安定感とソフトブーツの柔軟性を兼ね備えています。極めて前傾し易いためにアリウープ系が更にやり易いだけでなく、バックスケーティングが非常にやり易い。
 ソールも驚くほど倒し易い。最初は勝手にアウトエッジ側に倒れてしまい、まっすぐ立てなかったほど。
 代償としてバートや高速ダッシュで足を取られることがあるけど、これも慣れれば大丈夫。どっちみちソフトブーツよりは安定しています。
 余りに前傾し易いためにファンボックスの着地フォーム等は注意しないと、足首が折り曲げられて傷めてしまいます。
 ただ、相変わらず改良されていないのが、シェルとカフを止めているリベットです。摩耗対策がされていない。
 このリベットは傷むと致命的なだけに何とかして欲しいものです。Arktz や REBOOT 等のショップで有料交換して貰えますが、完全にアキレス腱です。
カフ
靴紐  ちょっと話題なのが、靴紐は先端のでっぱりの上を通すか下を通すかってこと。
 写真のように上を通すのが主流だけど、真相やいかに。
 でっぱりは靴紐保護用に気もするんで、そうだとすれば下を通すのが正解のはず。
 相変わらず靴紐は切れ易いので、断面丸型の靴紐に交換してる人も多いです。
ソルボライト  5thの足型にはかなり強烈な癖があり、土踏まずが当たってしまうという声が非常に多い。
 そこで登場するのがソルボライト。
 ソルボライトの土踏まず部分を切り取っておき、インナーの中敷を放り出して替わりに装着します。
 これで着地の衝撃吸収と土踏まずの当たり防止の一石二鳥。
 は僅かに高くなってしまうけど、旧来の ROCES ユーザーにはむしろしっくり来ます。
 

 ROCES ってマジェスティック12とかフィフスエレメントとか、ちょっとイカれたSF映画の名前を靴に付けるのが好きですねぇ。
 この調子だと99年モデルはタイタニックだったりして。イカれ方からすればトルーパーズの方がありそうだけど、ローラーブレードが既に使ってる気もするし・・・

 

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