Fifth Element '99

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オレンジ5th  一見するとマイナーチェンジにしか見えない99年モデルの5th。一番すぐに分かるのは色の違いである。
 98年モデルは白と赤の2色だったが、99年モデルは黒と黒緑と青と黄色の4色となった。98年モデルと同じ色は無いので、どっちのモデルか一目で分かる。
 写真は黄色モデルだが、靴紐のエリアをオレンジ色にペイントしてある。オリジナルはシェルより薄い黄色になっている。
 また、ROCESのロゴは蛍光オレンジで塗ってみた。
 本当はシェルの方をオレンジに塗りたかったけど、非常に擦れて消耗するので断念した。
 どこかでこのペイントの5thを見ても石をぶつけないで下さい (^_^;)
 踵の上に貼ってあるのは New Face co. のシール。赤いシールはこの色の5thにとても良く合っている。
インナー  5th99最強の改良はインナーである。
 旧5thはインナーの評判が悪かったけど、新5thは素晴らしく改良されており、足に吸い付くようにフィットしてSK8を足の一部と化してくれます。
 でも、インナーなんて履き心地には影響するが性能には余り関係のない副次的な改良じゃないの?
 そう思ってるならアマいです。
 まず、インナーが良いと靴が軽く感じる。旧5thは片足1.9キロという超重量が不評だった。とにかく5thほど重い靴はないと言って良い。
 実は新5thも全く軽くなっていない。ところが実際に履くと軽くなったと感じるのである。インナーの威力だ。
 何より、インナーが吸い付くために足首のバックルをギチギチに締めなくても足が遊んだりしない。だから、足首の自由度が旧モデルよりも遥かに大きい。
 ハードブートとは思えない柔らかさだった旧5thよりも遥かに技がやり易くなっている。
 どうやっても旧5thでは無理だった一体感により、意志が靴に完璧に伝えられ、より微妙な動きの必要な技に挑戦出来る。
 靴紐の締め上げにもそう拘らなくて良いため、特許の靴紐締め機構を持つサロモンに対する弱点と考える必要もない。
 
バックル金具 リベット  バックルやリベットの周囲の盛り上がりが旧モデルより大きくなっている。
 これにより耐久性アップ。ただし所詮はプラスチックなので削れると速い。やっぱ使い方が問題なんだよなあ(汗)
 インナーの通気性も改良されているけど、例によって衝撃吸収機構はない。土踏まずの当たりも緩和されているが、衝撃問題もあるのでソルボライトを自分の足型に合わせてカットして入れるのがお薦め。
バックルガード  バックルの先端がシェル内部に格納されるようになってる。
 これによってバックルが保護されるだけではない。旧5thではグラブした時にバックル止め金具に触れてしまい、バックルが緩むトラブルが時々あった。
 しかし新5thでは、そういう問題は発生しない。
 ただし、バックルの先端はカットする必要があるかもしれない。この5thは自分の細い足首に合わせてかなりカットしたため、他人に貸すとバックルが締められないかも (^_^;)
 カフは極限まで低く、ハードブーツの限界と思われるフレックスの柔らかさをj実現している。ソールの倒し易さと言い、アリウープで乗った時の優しさと言い、文句なし。
ソール  アウト側のソールエリア。相変わらずの広さと平らさを誇りソール最強の座は揺るがない。
 サロモンはソールの滑らかさに難がある。
 ハマり易く全く引っ掛かりが無く、危険な技も思い切って出来る。
 側面の窪みの形も微調整されてるようで、それこそちょっと見ても全く違いは分からないものの、フルトークが速くなっている模様。
 旧5thでさえもフルトークが詰まらないと言われてた位なのに・・・
ネガティブ  ネガティブ側のソールエリア。今回はグラインドプレートが付いていない。ネガティブやる奴はどうせプレート外してたし。
 旧5thでは速すぎたロイヤルもすっぽ抜け難くなっており、着実にパワーアップ。
 もちろん旧5th同様にシェルとフレームは分離可能。
 見た目ですぐ分かるものだけが改良とは限らない。ROCESは毎年着実に前モデルの弱点を改良して来る。見事である。
 だからこそROCESのファンなのだ!
 デザインセンスの良さもROCESの魅力。

 ウィールの回転は相変わらず恐ろしい。とにかく良く回る。単にABEC5が入ってるからではない。ウィールとフレームの間に全く遊びがないために回転が良くなっていると思われる。
 ただし余りにも遊びがなくキツいので、メンテナンスには苦労する。ウィールがなかなか引っこ抜けないし、取り付ける時はまた大変に苦労する。
 その代償としてエアーに気持ち良さと言ったらない。空を飛ぶ楽しさを堪能出来ます。

 

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