Ninja Mini-Miser

 

 MADE IN JAPAN のベアリングメーカー NINJA が凄い新製品を出した。その名はミニマイザー。ABEC9相当とも言われる激速ベアリングだ。
 最大の特徴は標準ベアリングよりも遥かに小さいこと。
 内径は通常の608Zと同じだが、外径と厚さが遥かに小さい。これをドーナツ形のアダプターにハメることで608Zと同じサイズにして使う。

パーツ ミニマイザー&608Z
 アダプターはアルミ製の上に肉抜きがしてあるため、608Zに比べて遥かに軽い。両足で16個必要となるベアリングの重さは馬鹿にならず、これでSK8が軽量化される。
 また、サイズが小さいことで回転抵抗が減っている。ボールベアリングにスチールより遥かに硬いセラミックを使っていることもあって、そこらに転がっているABEC5など比較にならないほど良く回る。初めてこれを試した時は、RというRが全部凶器となって自分を殺しに来てるみたいに感じた(汗)

 

608Zとのサイズ差 ベアリングスペーサー
 ミニマイザーは608Zと厚みが違うため、ベアリングスペーサーも専用のものが付属している。ところが付属スペーサーはローラーブレード規格であり、ロチェスに使おうとするとシャフト穴が緩くてグラグラ使い物にならない(泣)
 仕方なくロチェス用のスペーサーを使っている。スペーサーが左右に動いてしまうけど、何とか使えてます。

 

汚れ 拭き取って外す
 ミニマイザーとタッグを組むのはクタイに入る最大サイズの62ミリなウィール。JASPA富山では55ミリ入れていたが、その後で入れ替えた。
 主流の55〜58ミリはやたら高価だが、62ミリは運良くノーブランドが売っていれば安い。これは4個2500円で買った。何度か使ったが性能面で問題はない。55ミリとは比較にならないほど速い★
 55ミリを62ミリに交換すると、ABEC5をミニマイザーに交換した時に匹敵する違いが感じられた。
 現在、パークなどRがある場所では62ミリ+ミニマイザー、外では55ミリ+ABEC5という使い分けをしている。
 ウィールをでかくしてもエアーのMAXは殆ど変わらない。しかし低速時や足が疲れている時のエアーは大差が出る。
 ミニマイザーは高性能だが耐久性が低いため、ストリートよりバート向き。バートライダーには無条件で薦められる。だが、いずれにせよしっかりしたメンテは必須。高性能ベアリングはメンテの手間も要求する。
 週末アメージングで滑ると、ベアリング周りは既に汚れている。これを拭き取った後、ミニマイザーをアダプターから外す。

 

下洗い 使用前
 取り外したミニマイザーベアリングは灯油で下洗いする。灯油はプラスチックを溶かすので容器には注意すること。
 割り箸でベアリングを挟み、灯油の中で振って汚れを大まかに取る。
 その後、灯油と一緒にガラスの小瓶に入れて蓋をすれば本洗いの準備完了

 

超音波洗浄器 使用後
 ガラス瓶ごと超音波洗浄器の水槽に入れてスイッチオン。5分待つとベアリング内部の汚れもすっかり灯油に溶け出す。
 言うまでもないが灯油は揮発性かつ引火性があるので、ガラス瓶には必ずをし、付近に燃える物がない場所で実行すること。火事になっても責任は持てないのでマネする人は自分の責任で行って下さい。
 蓋はパッキン等で気密性が高いものは使わないこと。超音波の効果が落ちる
 超音波洗浄器の威力は凄いんで、十分注意しつつ使う価値はあります。
 必ずガラス瓶を使うこと。
 超音波洗浄器はパーツの洗浄用として秋葉原の秋月電子で入手(税込み5700円)。

 洗浄終了後ベアリングを割り箸で取り出し、完全に灯油を乾燥させます。洗浄はすぐ済むが、乾燥は出来れば何日も風通しの良い場所どうせなら扇風機も使って完全に行う。
 乾燥後の注油は NINJA 純正のスピードオイルが粘性も低くお勧め。オイルは最小限付けるだけにし、余分なオイルはしっかり拭き取ること。オイル分は汚れが付着する原因になるため、付け過ぎは禁物。

 

 現在は週末にパーク行くのが普通なので、ベアリングメンテの週間ローテーションが出来てます。
1.日曜に滑り終わったらベアリングを取り外し、灯油に漬ける。時々箸で振ってやりつつ、1〜2日じっくり漬けて下洗い。
2.クタイには代わりに55ミリウィール+ABEC5(シールド型)をセットする。
3.超音波洗浄器で洗う。5分で終了。場合によっては灯油を入れ直してすすぎ洗いすれば完璧。
4.瓶から取り出し、扇風機で乾かす。少なくとも2日以上乾かして、完全に灯油を飛ばす。
5.金曜の夜に注油し62ミリウィールに取り付け、クタイにセット。土日のパーク滑りに備える。

 

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