青森県営スケート場

 

 1999年6月20日、雨の東京を脱出して青森県営内SK8場に遠征した。
 ちなみに東京青森間はJRの営業キロで片道約740キロである(大汗)。乗車券は10日間有効だし、往復割引が効く距離である(更汗)。
 東京は関東地方であり、青森は東北地方。関東地方と東北地方は隣接してるのでイメージ的には間に中部地方を挟む関西より近いんだけど、実際は全然違う!
 しかし大きな原因は新幹線が青森まで来てないことである。秋田には通じているのに。遠征を楽しむようになると、整備新幹線をゴリ押しするとして何かと評判の悪い族議員を応援したくなって来る。
 新幹線が通じてるかどうかで全く時間が違うのである。そう言えば富山も新潟の隣で冷遇されてたなぁ・・・

営業期間/4月17日(土)〜9月5日(日)
営業時間/午前10時〜午後8時
休 場 日/毎週月曜日
料  金/530円(一般)
〒030-0843 青森市大字浜田字豊田地内
財団法人 青森県スポーツ振興事業団スケート場
0177-39-9500

 

 地図で見てもこれがSK8場とは信じたくないほどでかい。室内スケート場と言っても西日本のちまちました建物とは桁が違う。
 本来はアイススケート場であり、夏場だけインラインスケート場になる。イベントが非常に多く、滑れない週末の方が多いので、くれぐれも事前情報無しに遠征を敢行しないよう注意!
 写真では円柱形の建物に見えるが、実は天井はアーチ場に盛り上がっており、室内の広さは外から見るより更に上だ!
室内左 室内右

 リンク中央はホッケーコートになっており、広大なリンクが周囲を巡っている。幅の中に後楽園なんぞすっぽり入るだろう。更にその外側が滑りにくいエスケープゾーン、壁際に椅子が並ぶ。その上2階客席まである。
 天井はアーチ状で中央の高さは30メートルほどある。建物の体積は後楽園リンクが100個は入るだろう!
 広さでもアメージングが余裕でまるごと収まる。これが室内だってんだから北国は豪快だ。
 壁際にハーフパイプだのファンボックスがある。写真の右端に写る10ftハーフパイプに注目。小さいこと小さいこと。この室内スケート場がどれほど巨大か分かるだろう。

 

ファンボックス 子供のおもちゃ 一見普通の3ftファンボックスだが、両側に付いているのはハンドレールではない。落下防止柵である。高さ1メートルほどあるしクッションが巻いてあるため、グラインドは不可能だ。
 テーブルトップに棒高飛びのバーがあり、110センチにセットされていた。しかしバーは横たわっていない。
 分かり難いがテーブルトップがむやみに長く、まずバンクには届かない。バンクは単にテーブルトップから降りやすいようにと付いている感じ。
 入りのRに注目。明らかに途中でRが変わっている。木製でかなりいいかげんな工作になっていて、飛び難い。本来ファンボックスってのは安全にエアーの練習が出来るものなんだけど、初心者が扱うには最悪と言えそう。
 製作者はアグレッシブSK8を知らず、ファンボックスの写真だけ見て適当に作ったとしか思えない。
 小学生が群がっておもちゃにしていた。とても練習どころではない(汗)。
 彼らにとってはファンボックスもジャングルジムや滑り台の仲間なのであろう。みんなよじ登るだけで精いっぱいで、ファンボックスとは飛ぶものだと気付いてなかった。でも1人だけ奇麗にRを抜ける子供がいたんだよなあ・・・

 

 10ftハーフパイプは脇に大きなブロック状のマットが置かれ、落下事故等を防いでいる。このハーフパイプは検定に合格しないと使えない。まるで一部スキー場におけるスノボみたいだ。
 ところがこの検定が水曜と土曜しか実施していないため、日曜にビジターで行っても滑ることは不可能なのである!
 公営で安全には注意してるんだろうけど、ひどいぞ。検定と行っても最低限後ろに滑れれば大丈夫なようで、Rの下の方でフェイキーやってて後ろコケするレベルのスケーターが何人も滑っていた。
 エアー出せるのは殆どいなかった (^_^;)
 この日は午後1時から3時までアグレッシブスクールが行われており、小森マキが先生に呼ばれていた。
 手前のマット群はジャンプランプの着地点に敷き詰めてある。写真ではハーフパイプとジャンプランプのマットに挟撃されてリンクの滑走が妨害されているように見えるが、実は余裕で広々とした滑走空間が確保されている。ここの室内リンクの広さは都会の施設とは桁が違う。
 ジャンプランプと同じ60センチもの厚さがあるマットは無敵で、頭から刺さっても痛くもかゆくもない。しかし例によって子供がマットで戯れているため、安直に突っ込む訳にいかない(汗)。
ハーフパイプ

 青森県営スケート場の話では、実際にはハーフパイプの検定は随時受けつけているそうです。もし水曜と土曜以外に出かけて行って検定をやってくれないようであれば、思い切り押してみましょう。こっちは**からわざわざ来たんだ、話が違うぞって!

 

ジャンプランプから飛び出す 高飛びポールが良く見える

 一応レールもあったけど、長さ3メートルほどのローレールと膝高さの斜めレールが1本ずつあるだけ。まるで楽しめません。グラインドをやり慣れてるスケーターは居ませんでした。

 

 いろいろ感じた不満に関して青森県営スケート場から説明がありました。

・スケートの普及を目的に運営されている。
・対象は2、3歳の幼児から一般の方まで、いままでスケートをしたことのない方にその面白さを体験していただき、スケート人口を増やそうとしている。アグレッシブのためのスケートパークではない。
・ファンボックスの形をしたジャンプ台は、ある程度の基礎滑走が出来るようになった子供達に次のステップとなるものを与えるために設置。SK8履いて遊べるジャングルジムのようなつもりで置いてある。
・レールも初心者用に低いのを置いてある。

 子供が群がっているのは本来の姿ということになるので、遠征する場合はご留意下さい。
 レールだって低いのと一緒に高いのがあっても別に初心者排斥じゃないと思うんだけどなあ・・・
 しかし子供向けに設置してあるとは言え、普及の手段あるいは初心者の次なるステップとしてレールやランプを用意するという態度は立派です。同じ初心者向け室内スケートリンクでも、徹底的にアグレッシブスケーターを敵視し、徹底的に共存を拒否し、徹底的に排斥を行う、どこぞの10億倍立派だと思う。

 

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