富士見パノラマスキー場

 

富士見パノラマ  スキー場が夏季にスケートパークを作って儲けようとするのが流行になるかもしれない。
 マウンテンバイクのためにゴンドラと斜面を開放し、パラグライダーも受け入れるってパターンは、白馬47と全く同じ。
 富士見パノラマスキー場にも今シーズンからスケートパークがオープンした。
 オープン初日の2000年4月29日、ゴールデンウイークの初日でもあるこの日に遠征を敢行した。
 中央本線富士見駅より、徒歩40分。
 パークは駐車場の一角を仕切ってセクションを置いてある。
 パーク全景。路面は駐車場そのまんま。荒過ぎずツルツル過ぎず、ストリート用ウィールが最も快適に使える路面である。
 事前情報ではハンドレール付きのファンボックスなんかもあるようだったが、実際には無かった。
 また、明らかにクォーターを置くべき場所に何も無く、妙に敷地に余分なスペースがあるなど、初日はまだセクションが揃い切っていなかったようだ。
スケートパーク
ミニランプ  6ft クォーターを向い合わせに置いてミニランプにしてある。それを除くと、コーピングというシロモノはどのセクションにも付いていない。
 セクションは灰色に統一され、端に赤線が入っていて、第一印象は良好。しかし設計はかなりいい加減。
 プロが設計したものでないことは、すぐに分かる。
 材質は木と金属の両方がある。
 クォーターの手前にはファンボックス助走用の 8ft クォーターがあり、その脇には90度なRtoバンクがある。
 しかし受けのクォーターかバンクがないため、トランスファーするとフェンスに突っ込んでしまう。
バンクtoバンク  スケボー用として余りに見慣れたバンクtoバンク。その後ろにファンボックスが見えており、一番奥にはRのついたピラミッド。まるで富士山である。
 富士山は面白いセクションだけど単体でポツンと置かれているためもったいない。
 セクション配置の組み合わせについてロクに考慮されていないところも設計のシロウトぶりを露呈している。
 白馬47もそうだが、どうもスキー場がパークに手を出すと、セクションの形だけ表面的にマネて、使えないものを作ってしまうようだ。
 セクションの意味を理解していない。
 落下対策マットが配置されているのは評価できる。

 

景色は良い
 白馬47もそうであったように、スキー場だけあって大自然の美しさはウリ。特に4月末はまだ高山に雪が残っているので、美しい。
 それにしてもバンクtoバンク小さ過ぎ。
 一応プロテクターとメットを装着しないと滑れないことになっている。しかしメット着けてるスケボーは殆ど居なかった。

 

クォーター&ファンボックス  画面の左側に受けのクォーターを配置すれば、なかなか面白いセクションになりそう。
 8ft クォーターはバーチカルまであるので、Rはややキツめ。最初は戸惑うが、すぐ慣れる。コーピングは無いので、ドロップイン初心者は辛いかもしれない。
 テーブルトップから簡単に 8ft のプラットホームによじ登れる。
 一目見てその小ささに恐怖を感じたファンボックス。思い切り飛んだらフラット着地は必至。
 Rが開き気味なのにも関わらず、余りにもテーブルトップが短い。
 山をバックに舞うBMXがなかなか良い絵なんだけど、BMXは思い切りセーブしている様子。
 着地バンクに僅かなRが付いていて、しかもバンクにも進入板がある。だから逆走して飛ぶのも容易なはず・・・
 だが、ファンボックスの右にはクォーターもバンクも何もない。フェンスに突っ込まないようにとまるだけで精一杯。
 逆走で楽しむことも出来ない。
ファンボックス
 距離を抑える飛び方でフルパワーのエアーぶち込んだら、バンクの先の方に着地。
 着地の衝撃で片膝を突いた瞬間、バンクとフラットの境界で膝が引っ掛かって前方にフッ飛びました。地面に顔面から突っ込んで・・・
 関係者にはテーブルトップを1メートル延長するよう要望しておきました。
 クォーターがあるべき場所に設置されたり、ファンボックスが改善されれば、結構遊べるパークになるでしょう。ついでにハンドレールの登場にも期待。
 でも、関東のスケーターは無理に長野まで行く必要はないです。アメージングがあります。

 

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