ホリデーギア

 

 1998年7月20日、海の日。
 海の日なんだから大人しく泳いでいれば良いものを、クソ暑い中わざわざ名古屋まで遠征。名古屋周辺には雨でもアグレッシブSK8の出来るパークが少なくとも3個所あるので羨ましい。ホリデーギアはその中でも一番大きく一番有名。
 東京には雨天滑走可能なパークはどこにもない。室内リンクとして後楽園があるだけである。

メトロブレード  ハーフパイプで何の変哲もない、ちょろっと低いエアー!?
 しかし履いてるSK8が何とメトロブレード。借りて滑ったけど、やはりストリート用とは違って重心高いしグラグラするわで恐い。
 ドロップインは恐いし思い切り漕ぐのも恐い。
 ついでにカーブボックスでマキオもやってみたけど、ソール足がしっかり倒れてくれない。体重を預けようとすると足首が勝手に立った状態に戻ってしまう。
 ならば次は・・・とその前に持ち主からのドクターストップが(汗)

 

大爆裂

 

 自己史上2位の大爆裂やってしまった。その経緯たるや馬鹿まるだしである。原発事故とか不幸な要素が幾つも重なって発生するが、これもそんな具合だった。
 ちなみに自己最悪の爆裂はジャンプランプでギャバって右腰骨にヒビが入る全治3ヶ月。正確には全治してないんだよなあ・・・
 この2番目の大爆裂のせいで、1998年の夏は無茶苦茶になってしまった (;_;)

 

爆裂1  ホリデーギアのファンボックスはRが非常に緩い。特に最終部分が非常に緩くなっている。アメージングとはまるでRが違う。一目見て全く違うと分かるほど違う。だから警戒していた。
 こんな未経験Rにいきなり全力で飛び込む馬鹿はいない。当然何度も慣らしジャンプをして感覚を慣らし、よし行けるとなってから少しずつパワーを出すものである。
 そんなことは常識なんだけど、数々の要素が組み合わさって不幸な事故は発生するものなのである。
 起こるはずのない馬鹿な事故はなぜ発生したのか。みなさんも他山の石として折角のシーズンを棒に振らないよう注意して下さい。
爆裂2  アッと思った時は足先だけが凄い勢いで飛び出し、修正も何もする余裕がなかった。
 ランプのエアーで最も恐れられる失敗・・・抜けたのである。
 このファンボックスをまず軽く飛んでみて、これなら何とかなりそうだと、僅か2回目にしてフルパワーの飛び込みやって大爆裂となった。
 一体なぜこれほど不慣れなRに2回目で全力で突っ込むことになったのか?
 実はこの日、ファンボックスと言うかホリデーギアの屋外セクションは使用禁止だったのである。
 到着してその事実を知って唖然とする。どうして雨も降っていない絶好のSK8シーズンに使用禁止なんだ?
 ホリデーギアの雨天OKセクションは羨ましいが、屋外セクションがむやみに使用禁止時期を設けているのは全く納得出来ないものがある。
爆裂3  完全に後傾。ここまで来るとリカバー可能な範囲を超えている。もはやどうにもならない。
 18日と19日も滑って疲労が溜まっており、屋外セクション使用不可に立腹しながらも屋内で大人しく滑っていた。
 だが、そのうちホリデーギア常連の2人組が抜け出してファンボックスで遊び始めたのである。
 それに引きずられてつい外に出てしまった。彼らは最初から何でもなくファンボックスを飛んでいたが、常連は当然普段からRに慣れている。そこを見落としたのである。
 更に一緒に来ていた仲間に煽られてしまった。仲間がいなけりゃこんな写真が残ってる訳ないでしょ(汗)
爆裂4  使っちゃいけないオモチャで遊ぶ禁断の行為。つまり、いつ見つかって怒られるか分からない。呑気に何度も繰り返し飛んで慣れている暇はないというプレッシャーがかかるのだ!
 正しい行動は手を出さずに戻ることなんだけど、既にメンタルな罠にハマってしまっていた。
 軽く1回飛んでOKだったので、もう1回だけ飛んで撤退するつもりでフルパワー出してしまった。
 取りあえず抜ける跳びかたと高さ狙いの跳びかたは違うので突然やるのは余りに危険。だが走り出せば頭は働かない。悲劇に向かって突進してしまった。
 肋骨にヒビが入り、背筋が肉離れを起こした。既に傷めていた左膝の捻挫も回復が逆戻り。
 当然この後は幾ら休んでも滑れる状態じゃなかった。荷物持って帰り道は地獄。
 それからも容易に回復せず、夏場の良い季節を棒に振ることになった。

 

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