静岡県営清水港スケートパーク

 

 静岡県による、公共無料SK8パークが1999年7月18日、清水港にオープンした。以前から話は聞いていたし東京からは比較的近場なので、さっそくオープン初日に遠征実行。梅雨開けを目前に控えた当日は幸い晴天に恵まれ、真夏の暑さとなった。
 パークのオープンは清水港開港100周年イベントの一環みたいで、お偉いさんが来て挨拶したり、やたらにギャラリーが多く集まったりした。

開港100周年 多数の見物人

 公共の無料パークが作られた経緯が奮っている。
 例によって清水港付近の公園等にリアルストリートをやるスケーターが出没し、迷惑だと思われていた。だから滑走禁止にしてしまえ、で普通の自治体なら終わりである。しかし静岡県は、彼らも港に集まってくる市民の一員なんだからと、専用のパークを作ることになったのである。
 正直な話、広さも25*7メートルしかないし、設備もカーブとハンドレールだけだが、そんなことは問題じゃない。静岡県の心意気に拍手したい。
 パークの設計、製作には地元ショップのアラジンがからんでいる。

 

 パーク全景。
 高さ60センチほどの広大な長方形のステージの左右に緩いバンクが伸びており、左に高いハンドレール、右に低いハンドレールが付いている。
 高い方のハンドは高さ70センチほどか?
 高さと言い傾斜と言い、浮間公園のハンドにそっくりである。
 ステージが広いため、ハンドレールに突っ込むための十分な助走を容易に付けられる。
 手前の芝生は見物したりピクニックしたりと便利だが、草の間に大量の蚤が跳ねているのには閉口した。また、なまじこの芝生が広いだけに、どうせならここもパークにして欲しかったという声があったのも確か。
 ジャンプランプはオープニングイベント用に臨時設置されたもの。
パーク全景
ハンドレール  オープニングデモも行った静岡の内藤プロによれば、両側に本当はRも置きたかったけど、狭いから断念したとのこと。
 パーク外周は全部カーブとして使用可能であり、角は鉄張りで強化してある。
 カーブとバンクだらけでインラインと言うよりスケボー向きの設計だが、どちらでも利用して良い。特に仲が悪い訳でもない。
クォーター  クォーターも臨時設置だが、どうやらその後できるだけ設置したままにする方針になったらしい。
 スケボーのハイオーリー大会は初めて見た。それで初めて知ったんだけど、アレって着地を決めないとNGなんですね。これは難しい!
ハイオーリー
高いハンドレール スケボーも平気で・・・
 Xやりたかったけど結局駄目だった (;_;)
 一見Xっぽく見えるが回し込み不足でXに出来ず。
 まるで写真撮影してるようでカッコ良いが、カメラが狙ってるのは一緒にこのハンドを楽しんでいたスケボーの方なので念のため(汗)
 最初に見た時は、こんな高いハンドレールじゃスケボーは楽しめないんじゃないかと心配したが、それは余計だった。清水のスケボーは高いハンドレールに平気でポンポン乗ってしまう。低い方なら軽々と完璧に一気貫通させてしまう。凄くレベルが高い。
 この高さのハンドレールに乗れるなら、アメージングのハンドレールにだって乗れるだろう。アメでは高いハンドに乗るスケボーは見たことないんだけど・・・まさかスケボーと交互にハンドレールで遊ぶことになるとは思わなかった。
低い方のハンド  これは低い方のハンドレール。
 膝下で初心者の練習にも使える。当然アリウープXなんぞ楽勝と言いたいが、パーク完成したてでレールの滑りが恐ろしく悪かった。
 両足ソールでは強烈なブレーキがかかって腰が浮いてしまう。まっとうなフォームにならなかった(泣)
 現在は使い込まれて良好な滑り心地になってるんじゃなかろうか?

 オープニングイベントが終了すると、大量のギャラリーが嘘のように消滅してしまい、パーク周辺は信じられないほど人が居なくなってしまった。スケーターもかなり多く来てたんだけど、パークで滑るより見物してる方が多かったのがちょっと残念。

 

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