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単3電池と比較すると大きさが分かる。
これで20アンペアも流せるのだから凄い。
ただ、使用方法はホームページ見てもはっきりしない。恐らく、プロにとっては常識なのだろう。となれば他社の類似品と同様ではないか?・・・という感じで使用方法を解明した。 |
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これが基本的な使い方。CWWD03320-SD01の基本出力は3.3Vである。3.3Vでいいのであれば、外付け抵抗等を使う必要はない。ただ、恐らく外付けコンデンサーは必要だ。必要ない機種であっても、コンデンサーの付加により電源品質はアップする。
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ピンク色の場所に抵抗を入れると、3.3Vより低い電圧を出力できる。実験すると、
抵抗値 |
出力電圧 |
10KΩ |
2.1V |
20KΩ |
2.5V |
30KΩ |
2.7V |
50KΩ |
2.9V |
という感じになった。約3V以下で使いたいのであれば、100KΩのボリューム使うのが良さそうだ。
注意点として、抵抗0Ωでは仕様下限1.5Vより電圧が下がり、DCコンバータに負担が掛かる。ボリュームを使用する場合、少し回して0Ωにならないようにしてから電源を接続すること。
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オレンジ色の場所に抵抗を入れると、3.3Vより高い電圧を出力できる。実験すると約1.3KΩで5V出力となった。PICやサーボを動かす場合、5KΩのボリュームを使用して5Vに近くなるよう調整すると良いだろう。
5V以上の出力も可能だが、仕様上は5Vまでなので5Vまでで使った方が良い。
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残った1つの端子は、GNDに落とすことで出力を停止出来る。
最大20アンペアともなればスイッチを取り付けるのも大変である。わざわざパワーMOSFETなど使う必要がなく便利。
注意点として、複数のDCコンバーターを同時にON/OFFしたい場合にこの端子を1本にまとめてはならない。各DCコンバーターごとに物理的に分離されたスイッチでGNDに落とすこと。
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